
故障したクライストロンの電源の簡略化した回路図が<図1>です。その赤線内の回路の詳細図が図2です。この<図2>の中で「X」を付けてあるダイオードが過電流により損傷しました。そこで交換したのですが、動作試験中に別のダイオードが損傷しました。
次の修理としてダイオードの交換ではなく拡張用に用意していた電源装置と交換し、壊れた電源装置はメーカーへ送って調査することとしました。
<図2>に書いてあるように110KVという電圧のために、放電による損傷を避ける目的で高圧絶縁油を使っています。それで、装置の重量が15tと非常に重く取り回しが悪いことが修理に長い期間を要する原因となっています。
また電圧が高いことが原因究明を難しくしています。