一般利用課題の申請と審査

1 一般利用課題の公募・申請

(1)一般課題の公募

MLFでは一般利用の定期募集課題として以下の課題を公募しています。 公募が近くなりましたら、各課題の公募案内を下記参照URL等に掲載しますので、ご確認の上申請して下さい。

課題の種類 公募時期 参照URL
一般課題
(短期)
2回/年
(5月頃、10月頃)
https://mlfinfo.jp/ja/user/proposals/2020A
一般課題
(長期)
1回/年
事前申請:1月頃、本申請:2〜3月頃
(本申請は事前申請した課題のみ受付)
http://j-parc.jp/researcher/MatLife/ja/applying/LTP.html
P型課題 2回/年
(5月頃、10月頃)
https://www2.kek.jp/imss/msl/user-info/guideline-mlf.html
新利用支援課題 2回/年(5月頃、10月頃)
公募前に事前の申込み(随時)、相談が必要
https://neutron.cross.or.jp/ja/users/conducted/nup_implementation/

(2)課題の申請方法

課題の種類によって申請方法が異なりますので下記をご確認の上、申請してください。

一般課題(短期)およびP型課題

申請言語:英語(ただし産業利用分科会(P7)へ申請する場合のみ、日本語での申請も可能です。)
申請方法:実験責任者がJ-PARC課題申請システム注1からオンライン申請してください。

新利用者支援課題

申請言語:日本語での申請ができます。(英語でも可)
申請方法:一般課題(短期)の公募が開始されるまでに、新利用者支援事業 利用申し込みフォームから事前申請(随時受付)を行い、担当者と相談・調整の上、一般課題(短期)の公募に申請してください。

一般課題(長期)

申請言語:英語
申請方法:電子メールによる申請となります。申請方法および申請先は公募要領でご確認ください。

注1J-PARC課題申請システム利用について

2.課題審査

(1)審査体制

成果公開型利用の一般利用課題は、MLF利用の基本方針に従って行われます。またMLF利用の基本方針に記載している課題審査部会には専門分野に応じて以下の分科会を設置します。課題申請時に実験内容に該当する分科会を選択してください。

分科会別のキーワードリストは、こちらからご覧いただけます。(英語ページ)

              
中性子課題審査部会/利用研究課題審査委員会 ミュオン課題審査部会
P1 構造科学(結晶・非晶質・液体)分科会 Q1 電子物性・水素関連物性分科会
P2 エネルギー科学・高圧科学分科会 Q2 一般応用分科会
P3 ソフトマター・バイオマター分科会  
P4 磁性体・強相関電子系(構造)分科会  
P5 磁性体・強相関電子系(ダイナミクス)分科会  
P6 基礎物理・原子核物理・装置開発・イメージング分科会  
P7 産業利用分科会(※1)  
P8 材料工学分科会  
P9 新利用者支援分科会(※2)  
  長期課題分科会  

(※1)
産業利用分科会(P7)では、産業界(民間企業)に所属している方が実験責任者になって申請された課題のみを受け付けます。なお、 日本語で課題申請が可能で す。
(※2)
新利用者支援分科会(P9)では、事前に新利用者支援事業利用申し込みフォームから申請された課題のみを受け付けます。なお、日本語で課題申請が可能です。

(2)課題審査の基準

課題審査では、以下の観点から総合的かつ専門的に審査を行います。

1)一般課題(短期)、P型課題、新利用者支援課題の審査基準
2)一般利用課題(1年課題)の審査基準

実験技術の開発を含んだ課題についての、

3)一般課題(長期)の審査基準

(3)安全審査

MLFでは、利用者の皆様に安全で最先端の研究を滞りなく行っていただけるよう、利用者からの試料、薬品、機器等の持ち込みがある場合、課題の審査と併せて安全性の確認も行います。試料、薬品、機器などの持込がある場合は、「MLF利用安全」のWEBを参照のうえ、申請書に漏れのないよう記入をお願いします。

(4)審査結果

審査終了後、審査結果及び配分日数を通知します。 なお、審査結果にはApproved、Reserved、Not Approvedの3種類があります。

実験実施が認められビームタイムが配分された課題です。

実験実施が認められたが、ビームタイムが配分されなかった課題です。
待機リストに登録され、Approved課題のキャンセル等でビームタイムに空きができた場合に、施設担当者から優先度順に連絡を取り、ビームタイムが配分されます。当該期に実施できない場合でも、次の期への持ち越しはありません。

当該期において、実験実施が適切でないと判断された課題です。
ビームタイムは配分されません。