J-PARC講演会2024

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加速器 - その原理とがん治療への応用 -

2024年7月6日(土)13:30~

 

2024.7.6 (土) 

開演 13:30~(開場 12:30)

※J-PARC講演会2024「加速器 - その原理とがん治療への応用 -」は盛況のうちに終了いたしました。ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。今後も当センターでは施設公開や実験教室など様々なイベントを企画・開催してまいります。なお、当日の様子は、YouTube J-PARC チャンネルよりご覧いただけます。

チャンネル登録をお願いします。

 

◆◆ Time Table ◆◆

※プログラムの内容に変更が生じる場合もあります。

13:30-13:40オープニング挨拶

出演者

J-PARCセンター長 小林 隆

山田 修 東海村長

13:40-13:55J-PARC概況説明

出演者

小林 隆 (KOBAYASHI Takashi) 

   J-PARCセンター長

小林 隆

岡山県出身。1996年に広島大学で博士取得。加速器を用いて人工的に生成したニュートリノを295km離れたスーパーカミオカンデに打ち込み、検出したニュートリノの性質を調べる研究に従事。主導する実験グループにより、ミュー型ニュートリノが電子型ニュートリノに変化することを発見し、2014年仁科記念賞受賞。2021年4月より現職。

講 演

13:55-14:35「加速器とは? ~何を、どのように加速する?~」

出演者

近藤 恭弘 (KONDO Yasuhiro) 

   J-PARCセンター 加速器ディビジョン 加速器第四セクション 主任研究員

こんどう やすひろ

2000年、京都大学大学院理学研究科物理学・宇宙物理学専攻にて博士(理学)取得。高エネルギー加速器研究機構を経て、2001年日本原子力研究所(現在の日本原子力研究開発機構)入所、現在に至る。専門は加速器科学。これまでに、J-PARCリニアック、特に初段の加速空洞を開発。最近は、将来の超大強度加速器に向けた超伝導加速空洞や、実現すれば世界初となるミュオンリニアックの研究開発も手掛ける。加速度のつく遊び(サーキット走行とかスキーとか)が好き。

LINAC

14:35-14:45質疑応答

講 演

14:45-15:25「粒子線治療の現状」

出演者

榮 武二 (SAKAE Takeji) 

   筑波大学 医学医療系・教授/陽子線医学利用研究センター

さかえ たけじ

九州大学工学部 応用原子核工学科卒、総合理工学研究科エネルギー変換工学専攻修士課程修了、低エネルギー電子散乱実験で学位取得、工学博士、放射線計測に関する研究後、筑波大学に移り陽子線治療に関する研究を行っている。 2006年より現職。放射線に関連する様々な研究に興味がある。編著「医学物理学教科書シリーズ:放射線物理学、国際文献社」

陽子線治療用加速器

15:25-15:35質疑応答

- break time -

講 演

15:50-16:30「がん細胞を選択的に破壊する先進的がん放射線治療:BNCTの治療装置の開発
~難治性がん克服に向けた治療法の確立に向けて~」

出演者

熊田 博明 (KUMADA Hiroaki) 

   筑波大学 医学医療系・教授 / 陽子線医学利用研究センター長

熊田 博明

1994年に現在の日本原子力研究開発機構に研究員として入所。同機構の研究用原子炉JRR-4でBNCTの臨床研究が行われることとなり、BNCT用の照射設備の開発整備とともに、治療実施に不可欠な治療計画システムや患者位置合わせ装置の研究開発に従事。この研究開発に基づいて、2004年に筑波大学大学院博士課程を修了し、学位(医学)を取得。2009年に筑波大学医学医療系に転籍し、加速器ベースのBNCT用治療装置"iBNCT001"の開発プロジェクトに参画。同プロジェクトの全体管理を行うとともに、加速器BNCT用の治療計画システムや患者位置合わせ装置の開発を行う。2024年からiBNCT001を用いた初発悪性脳腫瘍に対する第Ⅰ相治験が開始され、この医学物理分野の業務を担当している。

BNCT用加速器

16:30-16:40質疑応答

16:40-16:45エンディング挨拶

出演者

金正 倫計 (KINSHO Michikazu) 

   J-PARC副センター長

金正 倫計

大阪府岸和田市出身。1994年 総合研究大学院大学で博士(理学)取得。J-PARC加速器の設計・製作、及び性能向上に従事。2007年 日本真空協会 真空技術賞、2008年 文部科学省 科学技術・学術政策研究所 ナイスステップな研究者2008に選出等、その他表彰多数。 2024年4月より現職。

司 会

杉田 萌 (SUGITA Moe) 

   J-PARCセンター 加速器ディビジョン 加速器第四セクション

杉田 萌

2021年3月に茨城大学大学院理工学研究科博士前期課程を修了し、2021年4月より現職。博士前期課程にて超伝導磁石の均一磁場調整について研究を行った。現職ではJ-PARC 3GeVシンクロトロン施設の入出射電磁石電源、周回電磁石担当として施設の安定運転や装置開発に従事している。

リンク

会場へのアクセス

Googleマップ


東海村産業・情報プラザ(アイヴィル)多目的ホール
茨城県那珂郡東海村舟石川駅東三丁目1番1号
Tel:029 -306 -1155
https://www.vill.tokai.ibaraki.jp/soshikikarasagasu/sangyobu/sangyoseisakuka/4/3/1531.html
 ・JR常磐線東海駅下車、東口から徒歩 3分
 ・常磐自動車道「東海スマートIC(ETC専用)」から約16分
 ・臨時駐車場:イオン東海店 屋上駐車場

J-PARC公式ホームページ

    

お問い合わせ

【主催】J-PARCセンター (日本原子力研究開発機構 / 高エネルギー加速器研究機構) 、東海村、東海村教育委員会
【後援】茨城県